シナプス・マガジン

格安SIMを使う時の注意点 アンテナピクト/セルスタンバイ問題

格安SIMを使う時の注意点 アンテナピクト/セルスタンバイ問題

お持ちのスマフォに格安SIMをさして使おうと考えている方も多いと思います。ただ、音声通話はせずデータ通信専用のSIMを挿そうとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしお考えの方は「アンテナピクト問題」と「セルスタンバイ問題」が発生するかもしれないことに注意が必要です。

以下にあげる現象は全てのスマフォで起きるわけではなく、起きない端末もあります。

「アンテナピクト問題」と「セルスタンバイ問題」

アンテナピクト問題とは?

パケット通信を行っている状態を示す4G/LTE/3G/Hはちゃんと表示されデータ通信はできるが、携帯の電波状況を示すアイコン(アンテナピクト)は常に圏外になっている状態のことをいいます。kakuyasu_sim_antennapict002kakuyasu_sim_antennapict001

セルスタンバイ問題とは?

当記事では、スマフォにデータSIMをさしたことにより、電池の持ちが異常に悪くなる現象のことを言います。

なぜ起きるのか?

携帯の電波には通話用の電波と、データ通信用の電波がありスマフォを起動した時など基地局と間で利用登録を行います。通常、アンテナピクトは音声はCSドメインに登録した段階で、データ通信ピクトはPSドメインに登録が完了した段階が立つようになりますkakuyasu_sim_antennapict003

CS・PSが扱えるかは利用しているSIMの種類によって以下のように異なります。

CS(音声) PS(データ)
音声SIM
データSIM(SMS付き)
データSIM ×

スマフォ+音声SIMの組み合わせはCSもPSも扱えるので問題ありませんが、スマフォ+データSIMの場合はCSの登録ができないという状況が発生します。kakuyasu_sim_antennapict004

CSの登録ができない状況というのは少々乱暴な言い方をすると圏外になっている状態とほぼ同じです。皆さんご存知のように圏外の状態ではスマフォが電波を探そうとするため通常よりも電池を多く消費します。これがセルスタンバイ問題と呼ばれる現象です。

*1 Circuit Switched/回線交換 *2 Packet Switched/パケット交換

回避策

一般的に使われている回避策としては以下の2点を上げているところが多いようです。

  1. 音声通話に対応したSIMを使う。
  2. データSIM(SMS付き)を使う。

1.は回避策として言うまでもない案ですが、意外と盲点かもしれないのは2.ですね。
SMSはメッセージの送受信に電話番号をつかう関係上、CSドメインの登録が許可されます。その為、SMSが利用可能なSIMを挿すと今回あげた問題が回避できることがあります。

実は冒頭に載せたこの画像の上部はmineoのDプラン(SMSオプション付き)で、下部はシナプスモバイルのデータSIM(SMSなし)で試した図だったりします。(他社サービスでスイマセン)kakuyasu_sim_antennapict006

シナプスモバイルの場合、SMS付きにすると毎月140円(税抜)余分に出してしまうことになりますのでそれを高いと取るか安いと取るかはご利用者の判断次第。とはいえSMSはLINEやGoogleアカウントの認証に役立つこともありますので保険代わりに持っておくのも良いかもしれませんね。

すでにシナプスモバイルをご利用中の方はデータSIMからデータSIM(SMS付き)/データSIM間でのSIM種別変更ができず一度解約してから新規でお申し込みになりますのでご注意を。

なおこの現象は全てのスマフォで起きるわけはなく、起きないスマフォも多数あります。また、タブレットやモバイルルータなどの音声通話機能がない端末では起きません。

要点

ちょっと長めになりましたが、スマフォにデータ通信専用SIMを挿した時の要点は以下のとおり。

  • 「アンテナピクト」が表示されないことがある。
  • 異常に電池の減りが早くなる「セルスタンバイ問題が起きる」ことがある。
  • 音声SIMまたはSMSに対応したデータSIMで回避できることがある。

この記事を書くに当たり以下の記事を参考にしました。
てぐろぐ|アンテナピクト問題・セルスタンバイ問題とは何か

アンテナピクト問題・セルスタンバイ問題とは何か

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