シナプス・マガジン

SIMフリーな固定電話「ホムテル」

SIMフリーな固定電話「ホムテル」

今や固定電話は持たず、携帯電話だけでいいという方も増えてきました。そんな携帯電話も昔は肩掛けの機材が必要な時代がありましたが(参考画像)技術の発達とともに小型化(そしてハイスペック化)していきました。そんなこのご時世にあえて「固定電話型」「SIMフリー」電話機が登場したので久しぶりにレビューをします。今回の端末はこちら!homtel001

エイビットから発売されたホムテル(AK-010)。見た目固定電話ですがれっきとしたSIMフリーの電話です。スマホっぽくないからSIMフリー固定電話といえばいいのかな?(余談ですが同じコンセプトでPHS回線を使うイエデンワ2という製品が同じくエイビットから以前出ていました。)

ホムテル|エイビット

固定電話なら普通のを引けばいいじゃん?と思う方も多いと思いますが、公式ページでは以下の特徴やメリットをあげています。

homteluse-1画像は公式ページから引用

上記画像の通り、設置工事不要やイベント会場などで一時設置用の電話としての利用もできますよという案内がされています。(別の開発者インタビューでは工事現場などの現場でも使えるのでは。とも)

外観

冒頭の画像の通り、まんま固定電話です。ボタンの配置などもみんな使い慣れた形なので違和感なく使うことができるのではないかと思います。

裏面はこんな感じ。写真上部の側面にACアダプタが接続できるほか、充電池または乾電池で動きます。メーカー公称値では単3アルカリ乾電池4本で最大350時間(連続通話時間最大8時間)なので一般的な携帯電話と同じ感じでしょうか。

SIMカードは裏面の電池カバーを開けたところ(下図で言うピンク色部分)にあります。SIMカードサイズは標準SIMなのでmicro SIM、nano SIMをお使いの方は気をつける必要があります。homtel002

通話だけなら、音声通話対応のSIMを挿入するだけですぐに利用可能。通話の方法はいつもどおり受話器を上げてダイヤルするだけ。留守電や電話帳登録ももちろんできます。homtel003ちなみに対応バンド等は以下の通り。

通信方式 W-CDMA HSDPA/HSUPA
用周波数 2.1GHz/800MHz

LTEは未対応で3Gのみです。見通信方式だけ見ると2.1Ghzと800Mhzと書かれているのでドコモの3Gに対応しているように見えますが、バンド帯の番号が公式に明記されていないのでFOMAプラスエリア問題がどうなっているかがちょっと不安(仕様から読み取れる限りです)。ちなみにLTEは未対応です。ソフトバンクは800Mhzが対応していないので、山間部などが不安。auは通信方式の関係でNG

通話だけでなく、Wi-Fiテザリングが可能

この端末は固定電話型なのにテザリングが可能。ノートパソコンやタブレットなどの通信機器をインターネットに繋ぐことが可能になります。通信速度などは以下のとおり。

通信速度 受信時 最大7.2Mbps
送信時 最大2.0Mbps
 無線LAN(Wi-Fi) IEEE802.11b/g

対応している規格が3Gのみなので、通信速度はむっちゃ早いというわけでありませんが軽いインターネットをするぐらいには使えそうです。また、Wi-Fiの通信規格が IEEE802.11b/gと最近主流のn/acに非対応のため、他の人の無線LAN機器や電子レンジなどの干渉を受ける可能性も高いですね。

テザリングの設定は?

テザリングをするにはAPNの設定を行わないといけませんが、本体で行うことが出来ます。

  1. 本体の右上にある機能ボタンを押します。homtel004
  2. 上下キーで【ネットワーク設定】を選択し、機能ボタンで決定します。
  3. 上下キーで【APN設定】を選択し、機能ボタンで決定します。
  4. 【新規追加】を選択し、機能ボタンで決定します。
  5. 任意の名前を入力し、矢印キーの下で次に進みます。
  6. APN名に「vdm.jp」を入力し、矢印キーの下で次に進みます。
  7. ユーザ名に「synapse@vdm」を入力し、矢印キーの下で次に進みます。
  8. パスワードに「synapse」を入力し、矢印キーの下で次に進みます。
  9. 認証タイプは「PAP または CHAP」を選択します。
  10. 【戻る/ミュート】ボタンを押すと、「保存しますか」と聞かれるので【はい】を選択し押します。

これで設定は完了です。キーをおしてから画面の表示がされる反応は早く入力が詰まることもありません。欠点を一つあげるとしたら日本語入力ができないという点でしょうか。

テザリングをするには?

テザリングをするにはAPNの設定を行わないといけませんが、本体で行うことが出来ます。

  1. 本体の右上にある機能ボタンを押します。homtel004
  2. 上下キーで【ネットワーク設定】を選択し、機能ボタンで決定します。
  3. 上下キーで【テザリング】を選択し、機能ボタンで決定します。
  4. 上下キーで【起動】を選択し、機能ボタンで決定します。

画面の上部に電波と3Gのマークがつけば準備完了です。homtel005

あとはノートPCやスマホ・タブレット側で接続の設定を行う必要がありますがSSIDは「homtel」、パスワードは電話機の裏面に貼ってある数字が初期値になっているので、それを入力するだけです。

homtel06

うーん、17:45頃は使っている人が多いのか思ったより速度は出なかった。とは言え動画など重いデータのやりりでなければこの速度でも問題ないかなという感じ。

電話機に無線ルータの機能が加わったようなものなので電源が1個で済むのも何気にメリットの一つ。シナプスの上限3Mbpsプランなら通信速度は低めですが、月額定額で使い放題なので家の中の無線アクセスポイントとしてもそこそこ使えるかもしれません。synapse_mobile_logo

あとは携帯できることを活かして、外出先で電話をかける時におもむろに周りの人の注目を浴びるという使い方…は流石に一般的じゃないか.

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