iOS 11から標準のカメラアプリがQRコード（二次元コード）の読み込みに対応しました。使い方は他のQRコードリーダーと同様で、iOS標準のカメラアプリを起動し、QRコードを読み込むだけでOKです。
読み込み完了すると画面上部の通知バーにQRコードの内容が表示されます。QRコードの内容によって通知バーの内容も微妙に変わるのでそれぞれ案内したいと思います。
ホームページアドレスの場合
通知バーにホームページアドレスが表示されます。通知バーのタップでSafariが開きホームページを閲覧できます。
また、通知バーをタップではなく上から下にドラッグすることでSafariを開かなくてもホームページの内容を一部プレビューできます。
メールアドレスだった場合
通知バーにメールアドレスが表示されます。アドレス帳に登録されている人物の場合は名前も一緒に表示されます。
通知バーをタップすることでメールアプリが起動し、メールの作成ができます。
通知バーを上から下にドラッグするとメールの作成だけでなくアドレス帳の追加もできます。
文字だった場合
QRコードの内容が通知バーに表示されます。通知バーをタップすることでSafariでWeb検索が実施されます。使うことあるだろうか…。
通知バーのドラッグでは文字列のコピーが可能です。
認識可能サイズはQRコードリーダー同様、QRコードのサイズが10mmを下回っている場合は読み込みに時間がかかったり、読み込めないこともあります。特にクセもなく機能自体はシンプルにまとまっており使い勝手も悪くないかと思います。
強いて言えばホームページアドレス・メールアドレスを読み込んだ時にコピーがあっても良かったのではないかと思うところです。
