
2016/07/04にiOSのお絵かきアプリの雄である『Procreate』が全世界待望(体感)の大型アップデートを果たしました。
というわけで、アップデート内容の解説を行いたいと思います。
Procreate過去記事
https://magazine.synapse.jp/info/post-6026
Procreate
Procreate
http://procreate.si/
ダウンロード(2016/07/06時点で720円)
https://itunes.apple.com/jp/app/procreate/id425073498?mt=8
オーストラリア発のiPad向けお絵かきアプリです。
Apple Pencil対応、豊富なブラシ、カスタマイズ要素もあり非常に人気があります。
Ver.3.1の更新内容
作業時間を短縮したり、利便性をあげる感じのアップデート内容となっています。
自動選択
レイヤーに描画されたものを一発で選択できるようになりました。
ストリームライン
目玉その1。
線の自動補正です。最近のペイントツールには割とよくついている機能で、手ぶれ補正と呼ばれることもあります。
ストリームラインはブラシひとつひとつに設定する必要があります。
主線を引くのによく使うものには設定しておいても損はないと思います。
あんまり強くしすぎると不自然な線になりますので、自分で何度か描いてみてピッタリの数字を探してみてくださいね。
変更ボタン
ブラシサイズバーとブラシ濃度バーの間に■が現れました。
これはタップしている間ペン先をスポイトに変えたり、クイックメニューを呼び出せたりできるようになるボタンです。
クイックメニューと設定については後述。
クイックメニュー
目玉その2。
アクションひとつでクイックメニューに登録した機能を呼び出せます。
デフォルトではオフになっている(はず)なのでまずはオンにしましょう。
環境設定→高度なジェスチャコントロールをタップ
Quick Manuがオフになっているのでスライドしてオンに。
あとはEyedropper(スポイト)の挙動と被らないように設定をします。
個人的に変更ボタン+タップがやりやすいかな~と感じたのでこの設定に。
こんな感じで機能を呼び出せます。水平方向に反転がありがたい。
長押しでカスタマイズできます。
カスタムキャンバス
デフォルトで用意されている以外のキャンバス作成の画面が変わり、インチなどが選べるようになりました。
PDF書き出し
PDF形式に書き出せるようになりました。
“選択部分を複製”ボタン
これまでは範囲選択後に三本指でドラッグ→コピー→ペーストという段階を踏まないといけなかったのですが、今回の更新で一発でできるように。
チルトアングルをカスタム
これはちょっとわかりませんでした、すみません。
4K
Procreateは作業内容を動画で記録することができるのですが、今回のアップデートで4K画質でキャプチャできるようになりました(iPad Air2以降のみ)。
YouTubeにはメイキング動画も多数アップロードされているので見てみると発見があるかもしれませんよ。
https://www.youtube.com/results?search_query=procreate
キャンバスの反転
キャンバス反転時に拡大率もろもろを引き継ぐようになりました。
動画もあるよ
The wait is over. New features are available now, only on the @AppStore. pic.twitter.com/jZqHN0cXpN
— Procreate (@procreateapp) 2016年7月4日
公式Twitterアカウントによる新機能紹介動画です。
個人的にクイックメニュー+水平方向への反転が非常にすばらしい更新だと思います!!
あとは選択範囲の描画と円ツールがあれば…今後の更新に期待です。