シナプス・マガジン

電子書籍リーダー『Kindle Paperwhite』

電子書籍リーダー『Kindle Paperwhite』

電子書籍リーダーの保持率は日本では平均20%ですが、タブレットでの電子書籍の利用率となると約50%になるといわれています。
今回は読書の秋らしく、本関係のネタで。
『Kindle Paperwhite』の紹介とタブレット『Amazon Fire』と電子書籍リーダーとしての比較をしていきます。

Kindle PaperwhiteとAmazon Fire

『Kindle Paperwhite』は電子書籍リーダーです。
基本的に電子書籍、とりわけAmazonのKindleの書籍を読むための専用機といっても過言ではないでしょう。
対して『Amazon Fire』はタブレットです。電子書籍リーダーとしてももちろん使うことができますが、タブレットなのでインターネット、動画閲覧、SNSなども利用することができます。

hikaku

価格帯的にPaperwhiteと比較するならFire HD 8(12,980円)だろ、とかFireと比較するなら普通のkindle(8,980円)だろという気がしなくもないですが、現物がこの2つしかないのでご容赦。
ちなみにいずれもプライム会員であればこの価格から4,000円引きになります。また、母の日や読書の秋セールなどで突然割引が始まり、もっと安く手に入る場合もあります。

電子書籍リーダーとして使ってみる

20161002_011055949_ios

左からNexus 7、Amazon Fire、Paperwhiteです。Paperwhiteはちょっと白飛びしてますね、スミマセン
FireとPaperwhiteは幅はほぼ一緒なのですが、Fireの方が縦長です。

20161002_011329837_ios

電子書籍の画面はこんな感じです。左がPaperwhite、右がFire。
写真で伝わるかどうかはわかりませんが、Paperwhiteの方が自然な光というか、目に優しい印象。
幅はほぼ一緒なのにFireの方が窮屈に感じますね…
Paperwhiteの上下左右の余白は実際の文庫本を参考に作られていると言われています。

重さはPaperwhiteが軽くて持ちやすいです。100gしか違わないと思っていたのですが、姿勢にもよりますが読書の時間が長くなればなるほどこの100gの差がじわじわ効いてきます。

20161002_012205000_ios_3

ページめくりですが、Fireは左から右へどんどんスライドしていきます。
Paperwhiteはスライドではなく一瞬クシャッと画面が崩れ次のページが表示されるという感じです。
このあたりはお好みですね。

20161002_012546682_ios

Paperwhiteはモノクロです。カラー作品を読みたい場合はFireの方に軍配という感じです。

あとは、ストレージ容量。
Paperwhiteは4GBで、microSDカードスロットがないので容量の増設はできません。
Fireは8GBで、microSDカードで容量を増やすことができます。
いずれもAmazonで購入した電子書籍はAmazonのストレージに無制限に保存できますが、例えば自分でスキャンした、自前の電子書籍は本体保存が基本です。
Kindle以外の電子書籍を利用するような使い方はPaperwhiteには合わないかもしれませんね。

でも目に優しく、読みやすいのはPaperwhite!さすが電子書籍リーダー。
Kindle電子書籍、とりわけ小説や文庫を重視する方は、FireよりもPaperwhiteですね。

どっちを買おうかな?と思っている方の参考になれば幸いです。

URL :
TRACKBACK URL :

Facebookでコメント

Return Top