
9/13(日本時間)にAppleの発表会で新製品が新しいiPhoneの発売日が発表されました。iPhoneの発売日は9/22(日本時間)ですが、その2日前の9/20(日本時間)にはiOSの新バージョンであるiOS 11が配信されるようになります。
iOS 11になって追加される機能の詳細は多岐にわたるため公式ページの記事を参考にしていただくとして、iOS 11にアップグレードを考えている方は「iOS 11から32bitアプリは完全に使えなくなる」点に気をつけたほうが良いかもしれません。
32bitアプリと64bitアプリの違いは難しい話になってしまうので、32bitアプリ=古い形式で作られたアプリ、64bitアプリ=新しい形式で作られたアプリぐらい考えてもらえたらと思います。
ちなみにネットワーク課スタッフ曰く
「64bit 対応機器の性能をどれだけ使えるかが違います。32bit は F1マシンを一般人が運転するようなものでマシンの性能を少ししか発揮することができませんが、64bit は F1マシンを F1ドライバーが運転するようなもので、マシンの性能を余すところなく発揮することができます。」
だそうです。
愛用しているアプリがiOS 11では使えなくなったら目も当てられません。その為、iOS 11に更新する前に、利用中のアプリに32bitアプリが存在していないかを確認する必要があります。
32bitアプリの確認方法
設定アプリで確認
設定アプリの確認方法はiOSのバージョンが10.3以降で可能です。10.2以下の方はOSのアップデートを行う必要があります。
- 【設定】アプリを開きます。
- 【一般】をタップします
- 【情報】をタップします
- 【App】をタップします(※)
※【>】が表示されていない場合、32bitアプリはインストールされていません。
- 端末にインストールされている32bitアプリの一覧が表示されます。
アップデートありになっていたら、更新をオススメ。
アプリ起動時の画面で確認
アプリを起動時にこのダイアログが出てきた場合は、そのアプリは32bitです。
対応方法
開発者/製作者が対応するのを待つしかありません。64bit対応済みの場合はApp Storeで更新を行うだけで大丈夫です。
しかしながら一部のアプリ(特に個人で作っている無料のアプリ)は製作者によっては64bit対応せずそのまま終了という可能性もあります。その場合は別のアプリに乗り換えを検討する必要があるかもしれません。
64bit対応はそれなりに労力がかかってしまうためこれも致し方ないのかなとは思います…。