シナプス・マガジン

【迷惑メール】FW: 読んだ後に電子メールを削除!

【迷惑メール】FW: 読んだ後に電子メールを削除!

本日からシナプスのサポートセンター(電話・メール問わず)以下のようなメールが来ているというお問い合わせが増えています。

件名は「 FW: 読んだ後に電子メールを削除!」、差出人は自分のメールアドレスになっていることが多いようです。

こんにちは、po.synapse.ne.jpの親愛なるユーザー。
あなたのデバイスに1つのRATソフトウェアをインストールしました。
この瞬間、あなたのメールアカウントはハッキングされています(今、私はあなたのアカウントにアクセスできます)。
あなたのシステムからすべての機密情報をダウンロードしました。私はいくつかの証拠を得ました。
私が発見した最も興味深い瞬間は、あなたの○○のビデオ記録です。

私はポルノサイトに自分のウイルスを投稿し、それをあなたのオペレーティングシステムにインストールしました。
ポルノビデオの再生ボタンをクリックすると、その瞬間に私のトロイの木馬があなたのデバイスにダウンロードされました。
インストール後、フロントカメラは○○のたびにビデオを撮影します。さらに、ソフトウェアは選択したビデオと同期します。

今のところ、ソフトウェアはソーシャルネットワークと電子メールアドレスからすべての連絡先情報を収集しています。
収集したすべてのデータを消去する必要がある場合は、BTC(暗号化通貨)で550ドルを送ってください。
これは私のBitcoinウォレットです: (ビットコインの内容)
この手紙を読み終えてから48時間経っています。

あなたの取引後、私はあなたのすべてのデータを消去します。
さもなければ、私はあなたのいたずらを伴うビデオをあなたのすべての同僚や友人に送ります!

そして今後はもっと注意してください!
唯一の安全なサイトにアクセスしてください!
さようなら!

全体的におや?と思う日本語のこのメール。一部、卑猥な単語が入っていたので○○で置き換えていますが、伏せている部分の内容が内容なだけにこのメールを受け取った人の中にはビクッとした方もいらっしゃるかもしれません。

本文にどこかに飛ばすリンクもないことから、個人情報を盗み出そうとするフィッシング詐欺への誘導ではないようです。
本文中に出てくるRATソフトウェアとはRemote Administration Toolの略でトロイの木馬の一種のことですが、このメールはそれに感染したと思わせてビットコインを騙し取ろうとする迷惑メールの類と思われます。

aguseで届いたメールの送信元のサーバーを調べてみるとブラジルから送られてきているようですね。(すべてのメールがブラジルからというわけではなく、ニュージーランドなどからの送信例もあるようです。)

一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンターホームページ上でも同様の情報が掲載されています。
仮想通貨を要求する日本語の脅迫メールについて

対処法は…

基本的には下手に返信などの反応はせず無視でOKです。念のためセキュリティソフトで怪しいソフトが入っていないかのチェックを行うといいでしょう。どのソフトが良いかわからないという方はシナプスが提供しているセキュリティガードをオススメ!

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