最近、Microsoftや日本郵政、クロネコヤマトを装ったメールが流行しているとたびたび当マガジンでも取り上げてきました。
このなりすましメールに添付されているファイルを起因とした感染情報がシナプスにも寄せられています。
インターネットバンキングで不正送金
症状としては、ネットバンキングのページにアクセスすると偽のログイン画面が出ることがあります。
それが偽の画面と気付かずにIDやパスワードを入力してしまうと、攻撃者にそれらの情報が窃取され、預金を不正に送金されるおそれがあります。
感染経路
なりすましメールに添付されたファイルを開いてしまうと感染、というパターンがあるようです。
主ななりすましメールに関する情報は、過去に何度か取り上げておりますのでご一読ください。
日本郵政を騙る怪しいメールにご注意
https://magazine.synapse.jp/info/post-6047
Amazonを騙るメールが流行中です。
https://magazine.synapse.jp/info/post-7522
ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。」というメール
https://magazine.synapse.jp/info/post-7420
感染したかな…?と心配な時は
まずは通帳に記帳するなど、不正な送金履歴がないかのご確認を。
ウイルス対策ソフトを導入、すでに導入されている方は最新の状態にしてウイルスの駆除を行います。
その上でインターネットバンキングのパスワードを推測されづらいものに変更します。
もし身に覚えのない送金履歴がありましたら速やかに警察にご相談ください。
警察へのサイバー犯罪の相談件数は年々増えており、2016年は鹿児島県でも過去最多の3,163件にも及んだそうです。
手口も巧妙化してきていますので、セキュリティ対策ソフトの導入、パソコンやスマホのOS・アプリは常に最新の状態にアップデートするなどして対策をとりましょう。
警察庁サイバー対策課とシナプスの取り組み
警察庁は、以下のような取り組みをしています。
警察庁では、コンピュータウイルスに感染している端末に関する情報を入手したことから、関係省庁・団体と連携して、国内の感染端末の利用者に対するコンピュータウイルスの駆除等に関する注意喚起を行うことで、被害の未然防止、拡大防止策を講じます。
コンピュータウィルスの感染端末の特定及び駆除について、警察庁が海外の法執行機関と連携しています。
もしシナプスのご利用者様の中で感染とおぼしき端末をお使いの方がいた場合、警察庁から通知を受けてシナプスからお客様へご連絡させていただいております。
警察庁とインターネットサービスプロバイダが連携して、ウイルス感染を減らすよう取り組みを続けております。