ここ数日、日本郵政（郵便局）を騙るメールが急増中のようです。文面はこのようなもの。
怪しいメールの文面
拝啓
配達員が注文番号xxxxxxxxxxx（11桁の数字）の商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。
従ってご注文の品はターミナルに返送されました。
ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。
このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの郵便局 – 日本郵政取り扱い郵便局までお問い合わせください。
敬具
郵便局 – 日本郵政：
〒192-1681
東京都港区芝浦x-xx-xx
メールの特徴
- 差出人や本文に郵便局 – 日本郵政（そのほかJAPAN POST等）が入っている
- 差出人のドメインは日本郵政とは全く関係のないドメイン
- 宛先には自分と全く関係ない人のメールアドレスが入っている
- 記載の住所は実在するが、日本郵政との関係はなさそう。
- 郵便局_お問い合わせ番号xxxxxxxxxxxから100通JPEG.zipという怪しい添付ファイル。
（上記の内容は2016年2月19日現在のものであり、ファイル名や表現などが異なる場合もあります。）
このメールは、荷物をお届けできなかったというお知らせを装い、最終的には添付ファイルを開かせることが目的の迷惑メールのようです。
日本郵便のホームページ上にもお知らせが出ており、日本郵政株式会社及び日本郵便株式会社とは一切関係なく今回確認されたようなメールを送るこはないとのこと。
ファイルを開いてしまうと不正なプログラムに感染してしまう可能性も高いため、身に覚えがない場合は、安易に開かずメールの削除をおすすめします。
小包・EMSの配達を装った不審メールにご注意ください。 – 日本郵便
http://www.post.japanpost.jp/notification/notice/2015/1215_01.html
今回は郵便局を騙った内容でしたが、DHLなど他流通業者の名前を使っている場合もあるので似たようなメールを受け取ってしまった場合も迂闊に開かないように気をつけましょうね。
