シナプス・マガジン

偽のアップデートを促すマルウェアにご注意

偽のアップデートを促すマルウェアにご注意

偽のアップデートやウイルス感染画面を表示し詐欺ソフトをインストールor購入させるマルウェアが最近また猛威を振るっています。
Windowsをお使いのお客様からのご相談は昔からあったのですが、最近はMacをお使いの方からのお問合せも増えてきました。

Macを狙ったマルウェア「Shlayer」

Shlayerについては、ニュースサイトにも取り上げられています。

Macを襲うマルウェアが猛威、その特徴は「偽のアップデート」という単純な手法にあり(WIRED)
https://wired.jp/2020/01/27/macos-shlayer-trojan-adware/

Macユーザーの10人に1人が「雑で時代遅れなマルウェア」に攻撃され続けており被害は拡大していることが明らかに(GIGAZIN)
https://gigazine.net/news/20200124-macos-unsophisticated-malware-shlayer/

手口については、Adobe Flash Playerの更新画面を装って、Adobe Flash Playerではなく偽の悪意あるソフトをインストールさせるというものです。

Shlayerのインストールを促すURLは、動画・ホームページのすみっこにある広告や、Wikipediaのリンク先にすら紛れているようです。
Macはもともとあまりウイルスに悩まされるような局面は無かったのですが、カスペルスキーも驚くくらい蔓延しているそうですね。

そもそもFlash Playerは、かつてはネット上のコンテンツを見るために必須ともいえるプラグインでしたが、セキュリティの問題も多く抱え、またHTML5に世の中が移行してきたこともあって2020年末に開発・提供を終了するというお知らせが出ており、必要な局面も激減しています。
Macユーザーの方も、Windowsユーザーの方もお気をつけください。

シナプスをご利用のお客様は、Macにも対応しているセキュリティガード(M)もよろしくおねがいしますね。
セキュリティガード(M)
https://www.synapse.jp/service/safety/guard.html

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