先日、長らくAmazonが行っていた全品送料無料キャンペーンが終了。
ですが、買い物の金額が2,000円以上になるか、あるいはAmazonプライム会員になれば引き続き送料は無料になるようです（書籍は引き続き無料）。
ではそのAmazonプライム会員とは何か？というのを今回は扱います。
最近Amazonの買い物のときにプライム無料体験を促されるけど、どうなんだろう？という人の参考になればと思います。
Amazonプライム会員とは？
Amazonプライム会員とは、簡単に言うとAmazonの有料会員です。
通常Amazonの登録は無料、年会費も特に発生しません。
が、年会費を支払い、プライム会員になることでさまざまな特典が受けられるようになるのです。
Amazonプライム
https://www.amazon.co.jp/gp/prime/pipeline/landing?ie=UTF8&*Version*=1&*entries*=0
年会費は？
年会費は3,900円です。
1ヶ月あたり325円です。
どんな特典があるの？
プライム特典と、その特典に対する感想を抜粋して書いていきます。
送料無料、その他お急ぎ便、お届け日時指定便が無料
マーケットプレイスの商品はこの限りではありませんが、2,000円以下の買い物でも送料が割引されます。
そして最短で鹿児島でも翌日に届くかもしれない「お急ぎ便」、受け取り日時を指定できる「お届け日時指定便」も無料で利用できます。
# 個人的にAmazonで2,000円以下のもの、急ぎで欲しいものは買わないので今のところこの辺の恩恵にはあずかってないですね…
プライム会員先行タイムセール
Amazonはたびたびタイムセールを行っていますが、プライム会員は30分早くセールに参加できます。
売切れ次第終了なので、先行できるプライム会員は有利ですね。
# 靴下やTシャツ、キッチン用品などの日用品だけでなく、パソコン、デジカメなんかもセールの対象になったりするので侮れません。
たまにPS4や3DSなども値引きされるので要チェック。
Amazonパントリー
Amazonパントリーというサービスが使えるようになります。
Pantry（食料、食器を蓄える小部屋）というサービス名があらわすように、食料品、日用品の購入に関係があります。
平たく言うと、通常の注文だとまとめ買いしかできないような商品をバラでかつちょっと安く買えるようになる、Amazon版生協のようなものです。
（例えばペットボトルのジュース、カップラーメンはネット通販だとケース買いになることが普通で、1本、1個から買えるところは少ないです）
送料については、注文が多かろうが少なかろうが固定の大きさのダンボールでお届けで、これが1箱あたり290円となっています。
例としてカレールーを。
無料会員だとこの5個パックしか買えませんが、プライム会員のパントリーだとこの通り。
1個から買える上に安いぞ！
実際は送料が+290円されますが、これ1個だけじゃなくて他の日用品もこんな按配でダンボールに詰めていくので買い方によっては290円は最終的に気にならなくなりそうです。
パントリーでコレ5つ買えば183*5=915円、送料の290円を足しても1,205円でフツーにAmazonで購入するより30円ほど安いですね。
# 近所のスーパーに行くわ！と言われればそこまでなんですが…買い方、買うものによっては通常のAmazonでの買い物よりパントリーに軍配が上がることがあるかも。
パントリー対象商品がもっと増えたら使い出も増えそうです。
Amazonがテーマに沿って詰め合わせた商品もなかなか面白いです（キッズパーティセット、仕送りセットなど）。このセットももっと増えて欲しい。
Prime Music
日本で開始されたときに結構沸いたのがこのサービス。
Prime Musicに登録されている楽曲はいつでも聞き放題になるというサービスです。
Prime Musicに登録されている楽曲はクラシックだけじゃなくてJ-POPや洋楽などかなり幅広いジャンルに渡ります。
このアーティストなら全部聞ける！というわけではなく、同じアーティストでも聞き放題のもの、有料のものが混在しているようですね。
以下例。
- AKB48…
恋するフォーチュンクッキー：Primeで聞き放題。
365日の紙飛行機：Primeには並んでないのでデジタルミュージックで250円で購入、あるいはCDを購入。 - ジッタリン・ジン…
夏祭り…Primeで聞き放題。
アニー…Primeにもデジタルミュージックにもなし。要アルバム購入。 - SOPHIA…Primeには1曲もなし。デジタルミュージックでも数曲のみ。
といった具合です。
アーティストごとに聞くこともできますし、テーマ別プレイリストで連続して聞くこともできます。ランニング向けJ-POPとか。
その他、4月22日にプライムラジオの利用もできるようになりました。
24時間楽曲流しっぱなしなのは普通のラジオと同じですが、流れている曲をスキップしたり、評価することができます。
この評価はユーザごとに蓄積され、より好みの選曲がされていくという仕組みです。
ラジオというものの、そのとき聞いているユーザ全員に同じ曲が流れるというわけではないようです。
# 意外とあるな、という印象です。用意されたプレイリストで連続再生しているだけでも楽しめます。
そこからこのアーティスト好きだったな～他にも聞けるかなとクリックすれば無料にしろ有料にしろリストが出てくるのでそこで曲を思わず買ってしまったり…
プライムビデオ
Prime Music同様、プライムビデオに登録されている映画、ドラマ、アニメは見放題というサービスです。
ローカル保存してオフラインで見るということも可能。スマホやタブレットのアプリで利用できるので、寝てる間にダウンロードして朝通勤電車の中で見たりする…なんてことも可能です。
プライムビデオ
http://www.amazon.co.jp/b/?node=3535604051
# アニメは少なめ。邦画、洋画は今のところスゴいヒット作！やB級で有名！というものは少なく、そこそこ話題になったな～という作品ラインナップ、という印象です。
が、逆に言えば粒ぞろいでハズレが少ない手堅いラインナップともいえます。めちゃくちゃ好きだけどそこまで世間では話題にならなかった作品がわりと並んでいたので個人的には大満足。
Kindleオーナーライブラリー
対象のKindle本が毎月1冊無料で読めます。
Kindle本だったらなんでもいいわけではなくて、Kindleオーナーライブラリーとして指定されている本の中から選択、という感じです。
ラインナップはこちら。
# 毎月本1冊無料…でかなり期待をしていたのですが、ラインナップが趣味に合わずに結局普通にお金を払って読みたい本を読む、という感じに…
が、中には名著もあり、自己啓発本も充実しているので、そういうのが好きな方にはおトクな特典かも。『7つの習慣』とか。
Fireタブレット4,000円OFF
AmazonタブレットことFire、定価8,980円がプライム会員ならば4,000円引きの4,980円で買えます。
カスタマイズされたAndroidなので、Google PLAYには接続できずアプリはだいぶ絞られてきますがネット、カメラ、SNSアプリ、メールなど必要最低限は行うことができます。
プライム年会費が3,900円で、Fireタブレットが4,000円値引きって一体どういう計算なんだ。
ちなみにAmazonプライムは1ヶ月は無料会員、その後本会員に遷移という形をとっています。
この無料会員期間中は4,000円値引きの対象にはならないのでご注意。
また、プライム会員になったからといって自動で値引きになるわけではなく、購入時にクーポンコードを入力する必要があります。
コードはこちら。
# 正直この特典のためにプライム入ったようなものでした。
どうしてFireが欲しかったのか+レビューはまた別記事にて。
個人的感想
| 特典 | 感想 |
| 配送料特典 | ★★☆☆☆ |
| プライム会員先行タイムセール | ★★★★☆ |
| Amazonパントリー | ★★★☆☆ |
| Prime Music | ★★★★☆ |
| プライムビデオ | ★★★★★ |
| Kindleオーナーライブラリー | ★★☆☆☆ |
| Fireタブレット4,000円OFF | ★★★★★ |
という感じで、おおむね満足しています。
Fireタブレットだけで文字通りおつりが来るくらいの気持ちです。
ビデオなどのラインナップも今後拡大すると思われるので1年間満喫したいと思います。
