シナプス・マガジン

MacOS「High Sierra」の脆弱性について(更新パッチ配信済み)

MacOS「High Sierra」の脆弱性について(更新パッチ配信済み)

Macの最新OS「High Sierra」の脆弱性についてのお知らせです。

11/29、High Sierraに脆弱性が見つかったとアナウンスされました。

  • Mac OS High Sierra 10.13.1
    10.13.1より前のバージョンは影響を受けないとのことです。

どんな脆弱性?

Macにパスワードをかけていても、第三者がそのパスワードなしに「root権限」を取得できてしまうという脆弱性です。
root権限とは、ざっくりいうとパソコン利用における最上位の権限です。
持ち主でさえ普段システムで管理され、利用や変更できないことまでできてしまう権限です。
最悪持ち主の個人情報をすべて抜き、パソコンの起動すらできなくしてしまうことも可能です。

インターネットを介して…というわけではなく、実際にそのMacを前にして該当の行動を行う(ここでは伏せます)とこの脆弱性が突かれてしまうようです。
なので、ちょっとPCの前から離れて…というシチュエーションで第三者に操作されてしまうと危険です。

更新パッチ

Appleは事態を重く見て、更新パッチをすぐ配信しております。
https://support.apple.com/ja-jp/HT208315

High Sierra 10.13.1をお使いの方は、ネットにつなげば自動でアップデートされます。
まだの人は速やかにネットにつないでアップデートしておきましょう。

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