この記事は現在フレッツ・光プレミアムをお使いの方向けの記事です。シナプス光(または他社光コラボ)やフレッツ 光ネクスト、フレッツ 光ライトをご利用中の方は関係がありません。
以前も当マガジンで案内しましたがフレッツ光の一部サービスの終了が予定されています。
以前は記事公開時点でサービス終了日が決定していたBフレッツを中心に扱いましたが、2017年6月5日にNTT西日本からフレッツ・光プレミアム(以下光プレミアム)の提供終了日確定についてリリースがありましたので今回は光プレミアムについて記載します。(Bフレッツの方はこちらの記事を参考にしてくだださい。)
以下はすべてシナプス光に乗り換えたときの例です。光ネクストや他社光コラボを利用したときは料金が異なるので注意が必要です
光プレミアム提供終了時期
2019年1月31日(木)
※日付が間違っていたので修正しました
Bフレッツはファミリータイプとマンションタイプで終了日が異なっていましたが、光プレミアムの場合はファミリータイプ/マンションタイプともに終了日は同じです。
サービス終了日までそのままにしておくと?
フレッツ・光プレミアムそのもののサービスが終了するため、上記の日程までに切り替えの工事が完了していないとインターネットができなくなります。
※光プレミアムのサービス終了日までフレッツ光ネクストやシナプス光などのお申し込みがなかった場合、インターネットはご利用いただけなくなりますが、プロバイダの契約はそのまま残り続けます。インターネット自体をやめる場合はシナプスへご一報ください。
自分が光プレミアムか確認する方法は?
ご自宅にあるCTUの側面で確認
ご自宅に設置されているNTT西日本のロゴが記載された機械の側面に「加入者網終端装置」「CTU」のいずれかが記載されていたら光プレミアム利用中です。
一般的にCTUは家の外から引き込まれた光ファイバーを辿って2つ目の機械になるはずです。
(画像はNTT西日本のサイトより引用しました)
NTT西日本に問い合わせて確認
光プレミアムでは最大3台もの機器が設置されているため、どれがCTUかわからないという方はNTT西日本に直接お問い合わせしても良いでしょう。
- NTT西日本お問い合わせ窓口
0120-116-116
9:00~17:00/年末年始を除く土日祝も受付中
また、対象の方にはNTT西日本から「光プレミアム終了のお知らせ」や「フレッツ 光ネクストへ切り替えのお願い」といった書類が到着していると思われるのでそちらでも確認できますね。
その日までに何をすればいいの?
上記のサービス終了日までに後継サービス「フレッツ 光ネクスト」や、「シナプス光」及び他社光コラボレーション事業者の光回線に切り替える必要があります。
月額料金は?
光プレミアムからシナプス光に変更をした場合、多くの方は月額料金はほとんど変わらないか僅かながら安くなることがほとんどです。
ただしご契約の内容が以下に該当する場合は、光回線料金がシナプス光より安かったり、割引などによりトータル的に見るとシナプス光にせずNTT西日本のフレッツ 光ネクストに品目変更した方が安くなります。
シナプス光にすると料金が高くなる可能性がある方
- フレッツ光 マンションタイプ(プラン1/プラン・ミニ)
LAN配線方式 - フレッツ光 マンションタイプ(プラン2)
すべてのプラン(VDSL方式・ひかり配線方式・LAN配線方式) - グループ割を組んでいる場合
他のフレッツ光ユーザーとのグループ割で300円の値引きが入っている場合は、シナプス光にすることで高くなる可能性があります。
(プラン2もLAN配線方式も鹿児島では少数派だと思いますが…)
初期費用は?
転用契約料2,800円(税込3,024円)のみで切り替えが可能です。(現在実施中のシナプス光のキャンペーンはこちらでご確認ください。)
- マンションタイプ(ひかり配線方式)からファミリータイプ(光配線方式)への変更や新たに線を引き回したりするなど工事の内容によっては追加料金が発生する場合があります。
- 土日祝日に派遣を伴う工事を行った場合は3,000円(税込3,240円)の工事費が発生します。
切り替えまでの日数は?
お申込みから最短で2週間ほどで切り替えが可能ですが、お申し込みの混雑状況により2週間以上かかる場合もあります。
終了日間近になるとお申し込みが集中すると予想されるので、早めのお申し込みをおすすめします。
速度は?
シナプス光の通信速度は最大速度は1Gbps(ひかり配線方式の場合)となり、光プレミアムと比較すると約10倍!
より一層快適なインターネットが楽しめます。
- 上記の速度は理論値であり、お客様宅内の実行速度を保証するものではありません。
- レセプト(診療報酬明細書)は1Gbpsプランには未対応です。お申込みの際は200Mbpsプラン/100Mbpsプランでお申込みください。
工事は必要?
お客様のご利用環境によって無派遣工事と派遣工事のどちらかになります。
派遣工事の場合はNTT西日本の工事班による宅内作業が必要なため、お客様の立会が必要です。
詳細はお申し込み後、工事日決定の際にスタッフからご説明いたします。
機器は変わる?
ひかり電話の有無により機器構成に変更が生じます。
基本的にはONUはそのまま利用しCTU/VoIPアダプタが変更になります。
ひかり電話ありの場合
CTUおよびVoIPアダプタを取り外し、ONUと単体型ホームゲートウェイの2台体制になります。
CTUに接続設定を作っていた場合はインターネットの接続設定も作り直す必要があります。
※ファミリータイプ ⇔ マンションタイプなど回線の変更があった場合は機器が1台になることもあります。
ひかり電話なしの場合
CTUを取り外し、NTT西日本へ返却するのみです。CTUを取り外しに伴いルータ機能が存在なくなる為、インターネットに繋ぐにはパソコンに接続設定を作るかルーターを用意する必要があります。
ルータは外部からの不正なアクセスを防ぐファイヤーウォールの機能も兼ねているため当社としては導入をおすすめします。
(画像はNTT西日本のページから引用しました。)
ひかり電話はそのまま使える?
現在光プレミアムからシナプス光に切り替えた場合、ひかり電話もシナプス光でんわへ切り替えとなります。
現在の電話番号もそのまま引き継がれ、料金やナンバーディスプレイなどの付加サービスもNTTのひかり電話と同等で使い勝手も変わりません。もちろん停電の時は使えません。
ただし当社が対応しているプランはひかり電話基本プラン・A(エース)プランのみです。それ以外のプランをご利用の場合はNTTの対応プランに変更が必要です。
セキュリティ対策ツールのライセンスは?
光プレミアム時代に使用していたセキュリティ対策ツールのシリアルはシナプス光にしてもそのまま使えます。
ただし光プレミアムで使用していたセキュリティ対策ツールはシナプス光/光ネクストでそのまま利用はできません。
回線切替後に光ネクスト用のセキュリティ対策ツールをインストールし直す必要があります。
また、セキュリティ機能ライセンス・プラスの契約がある場合、シナプス光に切り替え後もセキュリティ機能ライセンス・プラスの料金は引き続きNTT西日本からの請求となります。
NTT西日本へ解約金は発生する?
光プレミアムからシナプス光へ切り替えと同時にNTT西日本の割引サービス(あっと割・どーんと割・光もっと割・光もっともっと割)は切り替えと同時に解除となり、解約金は発生しません。
怪しい勧誘には注意を
最近は電話や遠隔操作などでプロバイダ、ひいては光回線ごと他社に乗り換えさせてしまう手口が急増しているようです。怪しい電話がかかってきたらご契約中のプロバイダやNTT西日本(0120-116-116)にご相談を!