日本時間の2014年4月9日（水）にWindows XPのサポートが終了しました。

このニュースを聞いて「この日を過ぎるとWindows XPが使えなくなる」という誤解を持っている方からの問い合わせが増えています。

でも、実際には、マイクロソフトからのサポートが終了するだけで、お手持ちのWindows XPパソコンが使えなくなるわけではありません。

というわけで、今回の特集では、まず「サポート終了」の意味をおさらいしたうえで、退役したWindows XPパソコンの活用方法などの記事をまとめてみました。

「サポート終了」とは？

マイクロソフトのホームページでは、この「サポート終了」について、次のように説明されています。

Windows XP および、Office 2003 のサポート終了についてのご案内｜マイクロソフト
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/sp3eos.aspx
サポート終了後、対象となる製品へのセキュリティ更新プログラムの提供が終了します。

つまり、これまでは新しく発見されたウイルスや脆弱性（ぜいじゃくせい）に対してマイクロソフトがセキュリティ更新プログラムを発行してくれることで、我々は、これらの脅威から自身のパソコンを守ることができていました。

しかし、サポートが終了することで、今後Windows XPだけでは、新しく発見され登場するであろう脅威への対抗策がなくなることになります。

マイクロソフトとXPにありがとう！

Windows XPは2001年に登場し、2008年に一般販売が終了。
その後マイクロソフトは、この2014年4月まで無償でのサポートを続けてきました。
たとえばテレビなどは「消費者保護の観点から、修理部品（有償）を製造終了後も8年間保持しなさい」というメーカーに対する法的な義務があります。
ソフトウェアにはそういった法的義務はないにもかかわらず、マイクロソフトが世界的な影響を鑑みて、サポート期間を延長してくれたことに感謝したいところです。

いよいよ、ここからは、皆さんが、安全･安心にインターネットをするための記事をまとめてみます。

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