
Microsoftは、10月1日に最新OS『Windows 10』のテクニカルプレビュー版を公開しました。
我々シナプススタッフもシステム担当にお願いし、早速インストールして色々さわってみましたよ!
テクニカルプレビュー版って何だ?
あまり聞きなれない言葉、「テクニカルプレビュー版」。
そもそもプレビュー版とは、開発中のソフトなどを販売前に試験的に配布・公開されるお試し版のことを指します。
そのプレビュー版にテクニカル(Technical=技術)がついているということは、言わば技術者や開発者向けのお試し版。
お試し版として公開する代わりに、バグや意見など気づいたことがあったら教えてね。というわけです。
参考:IT用語辞典BINARY
とはいえ、このテクニカルプレビュー版は、誰でもダウンロード・インストールできます。
「2015年4月15日まで」というお試し期間の制限があるので、普段利用しているパソコンへのインストールはオススメしませんが、遊んでいるパソコンにインストールしてみて、新しいWindowsをいち早く体験してみるのもよいでしょう。
そして、今回配布されているのは英語版のみなのですが、問題なく日本語を表示できます。
当然、ほとんどのメニューは英語ですが、普段Windowsを利用している方であれば、一通り感覚で扱えそうです。
起動画面
Windows8以前との違い
1.起動時の画面
Windows8起動時の画面はタイルでしたが、Windows10は前述のようにWindows7以前と同じでデスクトップ画面が表示されます。
これはWindows8のタイル画面。
2.スタートメニュー
このスタートボタン。
Window8ではタイル画面⇔デスクトップを切り替えるためのモノ。
Windows7以前では各種スタートメニューを表示するためのモノでした。
Windows10ではクリックするとこのとおり。
左はスタートメニュー、右はタイルと見事にWindows8とそれ以前を折衷した感じになっています。
タイルもクリック&ドラッグで移動したり追加したりできます。
そしてユーザー名の横に電源ボタンが見えます。
ここからちゃんと電源を切ることができましたよ~
ちなみにこのスタートボタンを右クリックすると
こんな感じ。英語ですが、このあたりはWindows8と同じですね。
3.Windows8であった、あの機能はどこに
Windows8の使い方を学ぶとき、おそらく最初の方に教わるのがチャームの存在ではないでしょうか。
Windows10では、画面右上にカーソルを持っていっても表示されず、ショートカットキー(Windows+C)でようやく出てきました。
起動時のタイル画面も、スタートメニューの右側に面影を残すのみかと思いきやちゃんと存在する様子。
ただ、この画面を出すには設定画面をいじる必要があり、さらに再起動を要求されましたので上記のチャームと同じく普通にパソコンで利用する上ではほとんど目にしないのではないかと感じました。
4.コマンドプロンプト
コマンドプロンプト。
ショートカットによるコピー(Ctrl+c)&ペースト(Ctrl+v)ができるようになりました!
地味な変更?いえいえ、この変更は一部から喝采があがるのではないでしょうかと個人的には思っています。
使ってみた感想
ちょっと使ってみた感想ですが、全体的にこれまでのWindowsをうまく折衷して進化させた感触でした。
Windows8は使いづらそうだなあと敬遠されていた方にもオススメできる感じです。
Windows10の発売は2015年半ば予定。楽しみですね!